有働Times スター&レジェンド
水谷豊、60年の俳優人生に有働が迫る。19歳にこの世界を一度やめた。大学受験に落ちて、バイトしなきゃいけなかった。やめたことを知らないプロデューサーが声をかけてまたバイト感覚で始めた。その時に出演したのが「太陽にほえろ!」の初回。その2年後、相棒に抜擢されたのが「傷だらけの天使」。演じたのは主人公の弟分・アキラ。「アニキ~」の口ぐせが流行。「傷だらけの天使」は子どもが寝てから見る親と親が寝てから見る子どもという番組だと言われた。過激で一緒にはみられない。大きな影響を受けた俳優・岸田森さんとの出会いもあった。遊び心の強烈な方。森さんの言葉で「一番高尚な芝居はその人そのものに見えること」と言う。豊は豊のままでずっといればいいと言われ、森さんと会ったから今こうしていられるんだなと思うことがあると話した。
国民的ドラマとなったのが「熱中時代」。水谷演じる北野先生の口ぐせは「そっかぁ~」「いいっかぁ~」。」「いいっかぁ~」は高校2年生の時の担任の先生の口ぐせだった。これが心地よくて、当時もマネをしていた。演出家の田中知己さんが大勢の子どもたちで物語を作ったら絶対に面白くなるはずだと言ってくれた。その裏切りがおもしろいと思っていた。その水谷が25年にわたって演じ続けているのが「相棒」の杉下右京。シリーズを作ってほしいとお願いされたのが2時間ドラマをやっている時だった。右京は社会的な人ではない。安心して嫌な人を演じられたのは言っていることが正しいからだった。普段と仕事とのスイッチはない。撮影監督・会田正裕さんが印象に残っているのは、2008年公開の映画「相棒ー劇場版ー」の第1弾。西田敏行さん演じた事件の黒幕と杉下右京が取調室で対峙するシーン。このシーンは長回しだった。一緒にたどり着いたなという感覚があった。ある時どこまでできるかはわからないができる限りやってみようという思う瞬間があった。それは娘ができたときと話した。
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