チコちゃんに叱られる! チコちゃんに叱られる!
「永久欠番が出来たのはルー・ゲーリックを励ますため」について、名城大学の鈴村教授が解説。ルー・ゲーリックは約100年前に活躍していたメジャーリーガー。ゲーリックは選手の時に手足・のど・舌や呼吸に必要な筋肉や痩せていく病気・筋萎縮性側索硬化症を罹患。病名を告げられた2日後にゲーリックは引退を表明。1939年7月4日、ルー・ゲーリッグ感謝デーが開催され、歴史に残る伝説のスピーチを残した。所属先のヤンキースはゲーリックの背番号4を永久欠番に。病気を乗り越えてまた球場に戻って来るまで誰にも背番号を渡さずに待ち続けているよという球団からのエールだった。しかし、その2年後、ゲーリックは37歳という若さで亡くなった。ヤンキースの背番号4は、以後、誰もつけることなく現在に至る。その後、永久欠番は、それぞれの球団が選手の功績をたたえるために永久欠番を採用する形に変化していった。