午後LIVE ニュースーン 蔵出しセレクション
清水三千代さんは突然3代目を継ぐこととなったが、梱包用の紙箱の発注先も理解できていないのが現状でだった。さらに、2008年にはリーマンショックにより更に売り上げが低下することとなった。職人はリストラせず、両親のための製麺保険を解約して給料の原資にしていたという。その中で食器ではなくエレベーターを飾るための江戸切子の依頼を受けたという。それは東京スカイツリーのデザインであり、隅田川の花火をイメージした江戸切子となっていた。この仕事をきっかけに大手企業からも依頼が来るようになったのだといい、職人を志す女性も昔に比べて増えているのだという。7人のうち5員が女性の職人となっていて、江戸切子の技術を引き継いで次の世代へ伝えている。清水さんは職人として働きたい女性が増えてきているので、働きやすい環境は作ってあげたいと話した。