午後LIVE ニュースーン SOON相撲部
幕内の決まり手を担当しているのは甲山親方。各本場所にはビデオ室が併設されていて、6つのモニターで様々な角度から取組見て瞬時に決まり手を判断する。現在の決まり手は82手で、平成13年までは70手だったという。舞の海やモンゴル力士など決まり手に当てはまらない技を出す技能派力士が増えたことで改定が行われた。甲山親方による決まり手講座。初級編は決まり手のほぼ半分を占める押し出し、寄り切りの違いについて。見極めるポイントは腕の位置。押し出しは相手の脇の下に手が刺さっていないが、寄り切りは相手の脇の下に手首以上が刺さっている。中級編のはたき込みは上から頭や背中をはたく。突き落としは横からひねりながら突き落とす。引き落としはつっかえ棒を外すように押していたものを引く。決まり手係にとって要注意人物が宇良だという。ロンドン公演で話題となった決まり手が宇良の伝え反り。今まで一度も出たことがない技もあり、決まり手係には正しく判断する責任がある。
