大下容子ワイド!スクランブル ANN NEWS
輸入品の物価に大きく影響する円相場は現在1ドル152円なかば。けさアメリカの中央銀行にあたるFRBが2会合連続で0.25%の利下げを決めた。その後の追加利下げには慎重な姿勢を見せたことから昨日よりも若干円安に推移している。市場は今回、日銀が利上げを見送るとみている。日銀が特に注視しているのはトランプ関税のアメリカ経済への影響。日銀には影響は遅れて出てくるという見方が多く、レートなどをもう少し見極めたい考えだ。また発足間もない高市政権の物価高対策なども不透明だという指摘がある。ただきのう、アメリカ・ベッセント財務長官が日銀の金融政策に言及した。市場では日銀に利上げの必要性を訴えるものだという受け止めが広がっているほか、ある金融幹部は今の株高・円安のうちに利上げをしたほうがいいと話す。
