沖縄戦 旧日本軍司令部壕 作戦決めた“重要な場所”

2024年5月22日放送 19:15 - 19:19 NHK総合
NHKニュース7 (ニュース)

沖縄戦で、旧日本軍が造った司令部壕の新たな映像。司令部壕は旧日本軍の第32軍が造った。当時1000人以上がいたと考えられている。場所は首里城の地下。攻撃に耐えられる強い地盤だったこと、戦況を把握しやすい高台だったことから選ばれた。全長およそ1キロの坑道が、南北に縦断するように掘られている。4年前に第5坑道の映像が公開され、新たに第2、第3坑道が撮影された。そこには牛島満司令官の執務室などがあったとされている。79年前の5月22日、牛島司令官らは重大な決定をした。当時、旧日本軍は、上陸してきた米軍を前に劣勢を強いられていた。首里城地下の司令部壕周辺で決戦を仕掛けるか、本島南部へ撤退して戦闘を続けるか。牛島司令官らが決めたのは、多くの住民が避難していた南部への撤退だった。県は司令部壕の公開を目指している。


キーワード
沖縄国際大学首里城アメリカ合衆国軍那覇(沖縄)糸満(沖縄)牛島満日本軍山田芳男

TVでた蔵 関連記事…

サイパン戦 発掘・米軍録音記録 (NHKスペシャル 2024/8/25 1:24

サイパン戦 発掘・米軍録音記録 (NHKスペシャル 2024/8/18 21:00

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.