国際報道 INTERNATIONAL NEWS REPORT
トランプ次期政権による国連軽視、国際機関軽視という懸念が広がっている。1期目のトランプ前政権はユネスコ、国連人権理事会などから脱退した。今週フィナンシャル・タイムズなどは「トランプ次期政権がWHOからの脱退方針」と報じた。またパレスチナ支援を行うUNRWAはトランプ次期政権でその存在自体が問われそう。イスラエル政府はUNRWAの活動を禁止する法律を施行するとしていてトランプ次期政権はイスラエルの立場を支持するものとみられている。それを見据えてかUNRWAを支援してきたスウェーデン政府は今月、UNRWAに対する資金の拠出停止を発表。またトランプ次期政権は先にイスラエルのネタニヤフ首相に逮捕状を出したICCに対してもバイデン政権よりも批判的でICCの関係者に対する制裁などより厳しい対応をとるとみられている。そして、日本に対してもトランプ次期政権の立場に同調するよう迫るべきだと主張する前のトランプ政権の関係者もいる。