- 出演者
- 栗原望 油井秀樹 酒井美帆
オープニング映像が流れ、酒井美帆キャスターらが挨拶した。
今日の主な内容を紹介した。
日本の外務大臣として、1年8ヶ月ぶりに中国・北京を訪れた岩屋外相。きょう午前、李強首相と会談した。李強首相は、両国の関係の持続的かつ安定した発展を促進したいと述べ、来年日本側との対話を深め、関係の安定化を進めたい考えを示した。両者は、人的交流や経済分野で協力を拡大していくことを確認し、互いの国に対する国民感情を改善する努力が重要だとの認識で一致した。日本時間昼過ぎからは、王毅外相と対面では初めてとなる会談を実施。王毅外相は、両国関係の意義は2国間を超えている、関係が安定すればアジアはさらに安定する、アジアが安定することで世界でより重要な役割を果たすことになると述べ、両国関係を安定させることの重要性を強調した。
中国側は、アメリカのトランプ次期大統領の不確実性や保護主義的な貿易政策は日本にとってもリスクだと強調していて、関係改善は共通の利益だとしている。中国は、インドやオーストラリアとも関係を安定化させる動きを見せている。高島は、アメリカとの対立が激化するのであれば、その前に他の国とは関係を安定化させておきたいという狙いだとみられるなどと話した。今後の日中関係でネックになるのは国民感情。去年、福島第一原発の処理水の海洋放出開始を受けて、中国側は反日感情を焚きつけるように批判を繰り返した。日本でも、靖国神社で中国人によるとみられる落書き事件が相次ぐなど、対中感情は厳しいままで、関係改善に向けた大きな課題だ。中国側は、少数与党の石破政権に不安定さを感じているという。高島は、王毅外相の訪日の調整など、来年前半に向けた動きはある程度見通しているとみられるが、その先は夏の参議院選挙の結果を見極める必要があるとの指摘もある、中国は、尖閣諸島などをめぐっては強硬な姿勢を崩しておらず、日本とは関係改善の方向に向かいつつも、国内の動向も注視して慎重な対応を見せるとみられるなどと話した。
米国・テキサス州のリサイクル店でレコードを購入したケイティさん。よく見るとフィルとドナの結婚式の文字と58年前の日付。そこには結婚式の音声が録音されていた。ケイティさんは2人にレコードを返すためリサイクル店などをあたりついに今はコロラド州に住む夫婦を突き止めた。2人は引っ越しの際誤ってレコードを売ってしまっていた。
米国のTSA(運輸保安局)の来年のカレンダー、主役はワンちゃんたち。空港で勝つやうする探知犬1000匹のなかから選ばれた犬が掲載されている。カレンダーは最前線で働く犬たちに敬意を表するために作られた。
国連の活動を支えるため加盟国が負担する分担金について、日本は3番目に多い6.9%を負担することになった。1位は米国22%、2位中国20.004%。国際危機グループ国連担当・リチャード・ゴーワン氏は「トランプ次期大統領が国連への拠出を減額するおそれがある。国連は今後4年間生き残りをかけた体制で臨む必要がある」など述べた。
トランプ次期政権による国連軽視、国際機関軽視という懸念が広がっている。1期目のトランプ前政権はユネスコ、国連人権理事会などから脱退した。今週フィナンシャル・タイムズなどは「トランプ次期政権がWHOからの脱退方針」と報じた。またパレスチナ支援を行うUNRWAはトランプ次期政権でその存在自体が問われそう。イスラエル政府はUNRWAの活動を禁止する法律を施行するとしていてトランプ次期政権はイスラエルの立場を支持するものとみられている。それを見据えてかUNRWAを支援してきたスウェーデン政府は今月、UNRWAに対する資金の拠出停止を発表。またトランプ次期政権は先にイスラエルのネタニヤフ首相に逮捕状を出したICCに対してもバイデン政権よりも批判的でICCの関係者に対する制裁などより厳しい対応をとるとみられている。そして、日本に対してもトランプ次期政権の立場に同調するよう迫るべきだと主張する前のトランプ政権の関係者もいる。
NASAは太陽の周囲をまわる軌道を飛行している探査機がこれまで打ち上げられた探査機の中で最接近したことを明らかにした。
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27日の国際報道は放送時間を60分に拡大して世界各地で選挙が相次いだ2024年を振り返り民主主義の行方を考える。ご意見・意見を募集している。50代視聴者の「世界的に分断が進んでいます。いかに国際社会がまとまり、一致した行動がとれるのか民主主義につきつけられた課題だと思う。そもそも世界は本当に民主主義なのでしょうか。結局は為政者の思うようにしか動いていない気がします」、70代視聴者の「戦争で多くの人が理不尽な亡くなり方を強いられている。自国の利益ばかり考えず世界中の人が平穏無事に暮らせる日々が来るよう政治家は頑張ってほしい」などというメッセージを紹介。
きょうはクリスマス、世界のクリスマスとしてパリ・ノートルダム大聖堂(DIOCESE DE PARIS)でのクリスマスミサを紹介。大規模火災から5年、修復後初めてのクリスマスミサの開催。キリスト生誕の地、パレスチナ・ベツレヘム。子どもたちが市内を行進しガザ地区での一刻も早い停戦を訴えた。地元パレスチナ人のキリスト教徒などが集まり、平和への祈りを捧げた。ウクライナ・キーウでは防空警報が響く中、人々が大聖堂を訪れ祈りを捧げた。
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