- 出演者
- 油井秀樹 酒井美帆
オープニング映像が流れ、酒井美帆キャスターらが挨拶した。
移住中国人 日本で急増の背景は?などのラインナップを伝えた。
EUがロシアに対する制裁を強める中、加盟国の1つ・スロバキアのフィツォ首相がロシアを訪問。プーチン大統領と会談し、ロシアからの天然ガスの供給について話し合った。ウクライナへの軍事支援に反対し、去年、就任したフィツォ首相だが、ウクライナは反発を強めている。今回の訪問を受け、スロバキア国内では反発の声も。ウクライナ侵攻後にEU加盟国の首脳がロシアを訪問したのはオーストリアとハンガリーの首相に続いて3人目。
軍事侵攻から3度目のクリスマスを迎えるウクライナの人々。ウクライナ公共放送はある軍の料理人の思いを伝えている。
来月20日米国のトランプ氏の大統領就任式まで1か月を切った。任期が残り僅かとなったバイデン大統領、USスチールの買収計画が委ねられるなど政権移行前にバイデン政権としての判断が加速している。日本製鉄によるUSスチール買収計画ではCFIUSが安全保障上のリスクに関する審査を進めている。バイデン大統領は委員会の報告を受けてから15日以内に判断・公表することになる。これまでに繰り返し買収計画に否定的な立場を示してきておりその判断の行方が注目される。
米国ABCは23日バイデン大統領が死刑確定の40人のうちテロや人種・宗教に対する憎悪を動機として大量殺人を実行した3人を除く37人を仮釈放を認めない終身刑に減刑すると発表した。連邦レベルでは2003年から17年間死刑執行が停止されていたが1期目のトランプ政権で再開、13人が執行されている。死刑制度を支持しているトランプ氏の就任を前に死刑執行に一定の歯止めをかけたかたち。
トランプ氏はSNSで大統領に就任する前からデンマークやパナマなど各国を揺さぶっている。そのトランプ氏の揺さぶりで政権崩壊の危機にあるのがカナダのトルドー首相、きっかけはカナダとメキシコからのすべての製品に25%の関税をかけると表明したこと。トルドー首相はすぐトランプ氏と会談したが帰国後フリーランド副首相兼財務相との間でトランプ氏とどう向き合いかをめぐり意見が対立した。フリーランド氏は直ちに資金確保を訴えたのに対し、トルドー氏はその逆の減税を訴えた。背景には来年総選挙を控えるなかで支持率が低迷しているため有権者の歓心を買う狙いがあったとみられる。フリーランド氏は今月16日辞任を表明、トルドー氏を政治的ばらまきと批判した。トルドー首相は与党自由党のイベントで政権内の対立を認めながらも与党を大きな家族と表現し結束の重要性を強調した。カナダでは来年10月までに総選挙が行われることになっているがトルドー首相率いる自由党は支持率が低迷、最新世論調査では保守党に差を付けられ保守党と新民主党はトルドー首相の辞任を訴えている。野党はトルドー首相退陣を求め来月の議会再開後不信任決議案提出の構えで自由党は少数与党のため決議案可決の可能性があり与党内でも首相交代を模索の動きがでてきている。トルドー首相は年末休暇中に進退を検討するということ。カナダは来年G7議長国となる。
米国のエマニュエル駐日大使が来月の辞任を前にインタビューに応じ、“日米同盟は将来への備えがより充実した”と3年間の在任期間を振り返った。その上で日本が次期トランプ政権とどう向き合うべきか語った。日本の防衛力強化の取り組みが安全保障分野での日米の連携促進につながったとした。来月に誕生するトランプ政権について、外交安全保障の姿勢については予断はもちたくないとした上で「インド太平洋地域はアメリカにとっては アウェーでアメリカにはこの地域の同盟国が必要」としエマニュエル氏が取り組んできた日米韓3カ国など同志国の連携の重要性を強調した。一方時期政権との向き合い方に対しては「日本は過去5年間米国への直接投資額で第1位だ。これはトランプ次期大統領にとって特別な魅力となる。」と述べ投資・雇用創出の実績をアピールすべきと指摘した。
今日のスポットライト。テーマは日本で急増する中国の人達。永住や留学などで在留する中国人はことし、84万人余り。その背景は“潤”と呼ばれる動き。海外に逃げることを意味した言葉だ。移住者が口にしたのは、中国で強まる言論統制や中国社会に対する不安の声だった。展旭さんは、中国で音楽活動に対する規制が厳しくなったと感じ、自由な環境を求めて移住したという。杉並区でライブハウスを経営し、中国と日本の音楽文化の交流の場となっている。自由な雰囲気を味わってほしいと、中国のバンドに日本での活動の場を提供している 。趙国君さんは、中国語の書籍を扱う書店を経営している。天安門事件に関する本など、中国では販売できない書籍も取り扱っている。趙国君さんは中国の政治や社会に関する講演会などを行っていたが、批判的なテーマなどもあり、講演や私生活までもが制限されるように。今、力を入れているのは中国で行っていたような講演会を開くことだという。日本で活動する中国歴史学者の方を招き、多くの在日中国人の人々が参加し自由に意見を交わしあった。日本だから開けた書店が、中国人の居場所になってほしいと語る。
急増する中国人移住者に関するトーク。栄久庵さんは、中国での不自由さから逃れるためと話す。文化活動に対する締め付けが理由となっているが、財産を守るためや子どもの教育のためといった理由も存在する。移住者が最近特に増えている理由として、コロナ禍が明けたためと話す。日本の経営・管理ビザを取得した中国人がコロナ禍前と比べ、大幅に急増している。今後も中国の統制などを理由に移住する人は増える可能性はある。しかし、急増が続いた場合、在日中国人のコミュニティが増える一方で、地域社会でどのように共存をはかっていくかが課題になるだろうと話す。日本での在日中国人の活動は、インターネットなどを通して中国にも伝わっている。
イタリア・ヴェネツィアではサンタクロースがソリではなくゴンドラに乗ってやってきた!?実はクリスマス恒例のイベントで数住人のサンタクロースが運河を進みお祭り気分を盛り上げた。
米国・バージニア州の住宅に特別な訪問者。フクロウが飛んできてクリスマスツリーの上を飾る星を振り落とし、代わりにちょこんと座った。
オーストラリア北部では人々が自宅を煌びやかに飾り付け、真夏のクリスマスを楽しんでいる。近くの街にあるテーマパークでは感覚が過敏な人や移動が困難な人のために大きな音や眩しい光など刺激を抑え入場者数を制限するなどの配慮を行っている。
大学のアメリカンフットボールの試合で優勝したチームに贈られるトロフィーだが、そのトロフィーがお菓子用のトースターになっているのが特徴として話題となった。
米国の今年のヒーロー犬にノースカロライナ州の警察犬が選ばれた。生後8週間でトレーニングをはじめ、その嗅覚の鋭さで行方不明の少年の捜索に成功するなどした。
マレーシアでは伝統のコピが楽しまれている。1杯100円以下という値段が特徴で、苦みの強い豆を使い練乳や砂糖をたっぷり使ったコーヒーとなっている。そんな中で欧米スタイルのチェーンも進出し、コーヒーチェーン数は前年から3割近く増加した3300軒超となっている。(ワールド・コーヒー・ポータル調べ)一方でさらなる変化も見られそれはガザ地区の情勢だという、。マレーシアは6割以上の人がイスラム教となる中イスラエルを支援しているアメリカへの批判が強く、米国資本の店は不買運動が広がっている。マレーシア生まれのコーヒーチェーンも拡大する様子が見られ、5年で640店舗以上と急拡大する様子が見られる。注文から決済までを全てアプリで行うのが特徴で、ミルク・豆・氷の量、ピーク外に利用することによる割引などがある。このアプリを活用した接客により人件費を抑えることで価格を安くできるという。日本の丸紅も運営に携わるカナダの大手チェーンはイスラム教の戒律に従い豚などを使わないハラルの料理を展開する様子が見られる。
マクロン大統領の与党連合は今年7月の議会下院選挙で多数派を握れないまま厳しい政権運営が続いていて、今年だけで首相が3回交代する異例の事態となっている。こうした中で大統領府は23日、今月就任したバイル新首相が率いる内閣の閣僚名簿を発表した。ただ短命に終わった前内閣と同様に少数与党の議員が中心となっている。予算案などの成立には野党の支持を得ることが必要だが、既に一部の野党は新内閣に反発し、不信任決議案を提出する構えをみせている。
フィンランドのロバニエミにはサンタクロースの故郷とされる村がある。23日、白い髭をたくわえたサンタクロースが姿を見せ、トナカイがひくソリに沢山のプレゼントを乗せて出発。これから世界中を飛び回って子どもたちにプレゼントを届けるという。
27日の国際報道は、選挙イヤーとなった2024年を振り返り民主主義の行方について議論する。アンケートフォームから意見を待っている。