- 出演者
- 栗原望 油井秀樹 酒井美帆
オープニング映像が流れ、酒井美帆キャスターらが挨拶した。
きょうのニュースラインナップは「プーチン大統領 年末恒例のイベントで…」など。
- キーワード
- ウラジーミル・プーチン
ロシアのプーチン大統領は年末の記者会見と国民からの質問に応える恒例イベントを行った。ウクライナ侵攻については“戦果をあげている”と強調。停戦を巡っては交渉を拒否しているのはロシアではなくウクライナだと改めて強調。その上で交渉はロシアが掲げた条件のもとでしか進められないとの考えを改めて強調。また米国のトランプ次期大統領については話す用意があると述べ米国との関係改善の思惑があるとみられる。
モスクワからの中継で今回の会見について伝えた。国民に対して、ウクライナ侵攻の継続に理解を求めた内容となっている。国民にとって最大の関心はウクライナ情勢で、インフレが進むなど市民生活にも影響が出ている他、今週モスクワ市内では爆発がありロシア軍幹部が死亡した。プーチン大統領は、ロシア軍が戦果を上げていると強調するとともに、停戦交渉を拒んでいるのはウクライナだと批判した。また、トランプ氏と話す用意があるとの発言は、政権としてアメリカとの関係を改善させたいという思惑もうかがえる。
ロシアに派遣されている北朝鮮兵士について。韓国の国家情報院はおよそ100人が死亡し1000人が負傷したとの見方を明らかにした。その上で北朝鮮部隊は突撃する役割を担っていることや無人機攻撃への対応能力が不足していることなどから交戦した回数が少ないにもかかわらず多数の死傷者が出たと分析。国連の安全保障理事会ではロシアと北朝鮮両国に対する批判が相次いだ。
ロシアと北朝鮮の関係強化は教育現場にも及んでいる。ロシア・ハバロフスクにある学校では北朝鮮の在外公館の支援を受け今年新たな課外活動のクラブを設立した。北朝鮮の指導理念である「チュチェ思想」を学ぶクラブで、11〜17歳までの生徒25人が所属している。
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- チュチェ思想ハバロフスク(ロシア)
ウクライナ・ゼレンスキー大統領はEUの会議に出席。足並みを揃えた支援の継続を各国に呼び掛けた。またウクライナ支援に消極的な姿勢を示す米国・トランプ次期大統領の就任までおよそ1か月となる中、各国に足並みを揃えた継続を呼び掛けたかたちでゼレンスキー大統領は“ロシアとの和平交渉を始めるには更なる侵攻の阻止、ウクライナの安全保障が必要”としていて、EU関係筋によると停戦が実現した場合欧州各国の軍の部隊を派遣する案についても意見を交わす見通し。
ウクライナ侵攻の長期化はロシアから兵器を購入してきた国にも影響を及ぼしている。その一つが社会主義国のベトナム。これまで兵器の調達はロシアに依存してきたが今その調達先が多様化を模索している。首都ハノイの空港できょう開幕した兵器や防衛装備品の国際展示会。約30カ国から企業や団体が200以上参加。注目を集めていたのが近年ベトナムと関係を深める米国は“脱ロシア”の動きを好機にとらえ積極的な売り込みを図っている。また、会場には日本企業の製品を紹介するブースも。こちらではベトナムがどのように調達先を多様化するのかに関心が集まっていた。こうした中、はじめて出展したのが中国企業。戦車や軍用車両の模型を並べるなどアピールしていた。ベトナムとは南シナ海の領有権をめぐって対立しているが、接近するアメリカや日本を牽制する狙いがあるものとみられる。専門家は中国を刺激しないように配慮しながら調達先の多角化をしたたかに進めていくのではと指摘している。
ロシアはこれまで米国に次ぐ兵器輸出大国だったがウクライナ侵攻で兵器不足に陥り輸出にも影響が出ている。ロシアの主要輸出国は2019年は31か国だったが去年は12か国に減少。ロシア兵器を購入している主要5カ国はいずれもロシアからの兵器輸入を減らしているという。ロシアとしては輸出の能力に変わりはないとしているが、ロシアに変わりフランス・イタリア・韓国・トルコの防衛産業が輸出を伸ばしており世界の兵器市場の輸出国の構図が変わりつつある。
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- ストックホルム国際平和研究所
イタリア・ローマでは観光名所のそこかしこで修復工事中。まもなく始まるカトリック教徒にとって重要な「聖年」前に3000万人以上と予想される観光客や巡礼者を迎える準備をしている。ローマ市長はSNSで必死に工事の進捗をアピールしているが、205ヵ所ある工事現場で予定通りに終わるのは60ヵ所ほどだという。
大はしゃぎで一斉に海へ。フランス南部ニース近くで開催されたのは恒例のクリスマス寒中水泳。1999年に既に行われていたこの寒中水泳、今やイベントの規模は当時の6倍。今年の参加者数は670人と記録を更新した。
人魚のモデルとも言われるジュゴンは国際自然保護連合のレッドリストで絶滅危惧種に分類されている。特にタイで減少が目立ち今年過去最多の43頭が死んだことが確認されている。タイ海洋沿岸資源局・コンキアットさんによるとジュゴンはエサ不足に直面し痩せ細り病気になって死に至っているという。ジュゴンのふるさとといわれるリボン島、以前はジュゴンのえさとなる海草が豊富だったが今は殆どない。タイ政府によるとリボン島周辺の海草の約90%が消失。その影響は島の人々にも及んでいる。原因の一つとされているのが気候変動による海水温の高さがあり、干潮時の日照りも海藻に影響を与えたと見られる。今地元住民の熱い想いに支えられて地道な保護の取り組みが始まっている。専門家のトン・タムロンナーワーサワット氏によると、リボン島周辺の海藻が無くなったことでジュゴンは北部のプーケットなどに移動したと見られるがこのままだと絶望的な状況になると懸念していた。実際にプーケットなどにジュゴンは出没する様子を見せていて、地元の研究機関もドローンを使ってモニタリングを行っている。ジュゴンの好物であるアマモは成長に時間がかかることから別の海藻を育ててジュゴンの保全を行っている。リボン島ではアマモを育てる事業が行われていて魚が食べないようにネットも使っているが、地元の人々もこれに参加する様子が見られる。
米国防総省の報告書は中国の軍備を巡り、AIを活用したアルゴリズム戦闘・ネットワーク中心の戦闘を2030年までに配備予定と見ている。一方で軍備増強を巡っては景気の減速や軍の汚職から国防予算を鈍化させる可能性はあると見ている。報告書では去年中国が少なくとも15人の中国軍好感を解任していることに触れ、中国軍の軍備増強への影響が出る可能性を指摘している。習近平主席の計画では2049年の建国100年に合わせて世界一流の軍隊を築くとしているが、米中の軍備拡張路線は今後も続く見込み。
米国のトランプ次期大統領らは来年3月までの連邦政府の資金を確保するつなぎ予算案に反対する意向を表明。一部の政府機関が閉鎖される可能性。イーロン・マスク氏やトランプ次期大統領が自身のSNSで反対の意向を表明。予算案が成立しなければ21日以降一部の政府機関に閉鎖のおそれがある。
今年最後の放送となる27日の国際報道は、選挙イヤーとなった2024年を振り返り民主主義の行方について議論。アンケートフォームで意見を募集中。
国際報道の番組宣伝。
油井秀樹キャスターらがエンディングの挨拶。
NHK歳末たすけあい・NHK海外たすけあいの告知。