日本の外務大臣として、1年8ヶ月ぶりに中国・北京を訪れた岩屋外相。きょう午前、李強首相と会談した。李強首相は、両国の関係の持続的かつ安定した発展を促進したいと述べ、来年日本側との対話を深め、関係の安定化を進めたい考えを示した。両者は、人的交流や経済分野で協力を拡大していくことを確認し、互いの国に対する国民感情を改善する努力が重要だとの認識で一致した。日本時間昼過ぎからは、王毅外相と対面では初めてとなる会談を実施。王毅外相は、両国関係の意義は2国間を超えている、関係が安定すればアジアはさらに安定する、アジアが安定することで世界でより重要な役割を果たすことになると述べ、両国関係を安定させることの重要性を強調した。