イット! (ニュース)
今日から始まった備蓄米の入札で、果たして米の店頭価格は下がるのか。米がお店に並ぶまでの基本的な流通ルートを紹介。生産者、集荷業者、卸売業者、外食・小売スーパーなどがあり、農水省によると先月17日の週の店頭販売価格は前の年のほぼ2倍の5kgで3939円。今日、JAなどの集荷業者に対して備蓄米15万トンの入札を行っている状況。どのように米の価格が下がるのか、それとも下がらないのか。今回集荷業者が備蓄米を入札で仕入れる価格は分からないが、通常の買い付けの金額と比べて大幅に安く買い付けることは難しいのではないかという。政府関係者によると「備蓄米の入札額によって価格が安くなるということではなく、市場にしっかりとした量の米が流通することで結果的に価格が下がる」ということだという。いつ安くなるのか、農業ジャーナリスト・松平尚也によると「小売りが高く買ったお米が残っているので、備蓄米放出の効果が出るのは5月ごろではないか。お米の価格は安くはなるだろうが、下げ幅というのは全く読めない」という。