news every. 昭和100年の人気店 老舗はこうして生き残った!
毎日のように行列ができるレストランじゅらくの創業は大正13年で、ことしで101年を迎えた。名物料理は大人のお子様ランチで、オムライスやハンバーグなどが一皿に。多い日には約70食ほど出る店一番の看板メニューだそう。じゅらくの創業者は加藤清二郎さんで、当時高級だった洋食に着目し大正13年に東京・神田に須田町食堂を開いた。昭和9年には日本初の食堂デパート「聚楽」がオープンしファミレスの先駆けとなったが、約80あった店は戦争でわずか5店舗に。復興が進む中で創業者は上野に商機を見出し、一等地に聚楽台をオープンすると大当たりした。店がこだわるのは変わらないことの大切さで、ソース類のレシピなどは継承されていき創業当時から味が変わらないという。また100周年を記念して昭和初期のメニューを復活している。