news every. 名店の逸品 ロングセラー誕生物語
白いハンバーグはいかにして生まれたのか。料理一筋だった創業者の実さん。昭和53年、横浜での独立に不安を感じていた。人気の洋食店に負けない料理を作らなければ。そこでなんとか特徴のある料理を作ろうと試行錯誤が続いた。考えた末、ハンバーグで勝負。問題はどんな特徴を打ち出すか。ほかにはない名物を目指し実さんは独自のソース作りに没頭。偶然にもぴーんときたのが粉チーズ。いろいろと試し手応えを感じたのがしょうゆ。こうして白いハンバーグは看板メニューになった。しかし、夫婦で走り続けていた13年前、実さんに白血病が見つかり店を閉めることに。真さんは勤めていた広告会社を辞め、あとを継ぐことを決意。現在、ソース作りは母の千恵子さんが担当。