NHKニュース7 (ニュース)
開幕した大阪・関西万博。チリパビリオンとブラジルパビリオンが3日遅れで開館。万博では、幅広い分野で少なくとものべ1000を超える中小企業などの最新技術が展示されている。そのひとつが、AI活用した骨粗しょう症リスク判定。歯の治療の際に撮影したレントゲンデータを、開発したソフトウェアに取り込むとAIが画像解析して、骨の強度などを評価し全身の骨粗しょう症リスクを数値化し、早期発見・治療へつなげる。ほかにも、センサーつけた人の動きをリアルタイムで反映させるロボットの展示も。遠隔地での仕事や災害現場、人手不足の現場などで活用へ。日本文化の発信の動きも。おしぼりもそのひとつ。国立のおしぼり製造企業は、万博に訪れた世界各国の要人を迎える食事会などで使うおしぼりを提供。日本特有のおもてなしの文化を知ってもらえる好機とみている。