- 出演者
- 糸井羊司 副島萌生 晴山紋音
オープニング映像とキャスターらの挨拶。
トランプ関税についての日米交渉まもなく。赤澤氏がベッセント財務長官・グリア代表と会談する。訪米を前に赤澤氏は「自分でも驚くほど落ち着いている。国益を守る交渉をしたい」などと話した。赤澤氏は石破首相の最側近と呼ばれていて、旧運輸省で日米航空交渉担当し二国間交渉の現場を経験している。さらにコーネル大学留学中には欧米流交渉術も学んだそう。あす朝日米交渉開始へ。石破首相は「中小企業などへの影響をきめ細かく把握し、政府全体で情報共有しながら支援に万全を」と指示。アメリカ向け商品も手掛ける白山の酒造会社では、海外専用ラベルも去年から販売開始。しかし日本酒には既にかかっていた関税にプラスし10%の追加関税がスタート。部長は対応に戸惑っていた。ホンダ・日産は自動車への25%追加関税発動を受けて、現地向け生産の一部を日本からアメリカに移す予定。専門家によると、アメリカ側はトランプ大統領の最優先事項である貿易赤字削減に焦点を当てると考えられている。
トランプ大統領の最優先事項である貿易赤字削減が今回の日米交渉のポイント。焦点はまず自動車。トランプ大統領は「日本ではアメリカの車が1台も走っていない」などと繰り返し発言。日本からアメリカへの自動車輸出は全体の28%余だが、アメリカから日本への自動車輸入は全体の1.6%にとどまっている。アメリカ側は車の安全基準の違いやEV充電規格をめぐる日本政府対応など、非関税障壁を指摘。次に農産物。トランプ大統領は「日本はアメリカ産コメに700%関税をかけている」などと発言。関税・関税以外の規制でアメリカからの輸出妨げられているとして、関税引き下げ・規制撤廃を強く求めてくる可能性。そしてLNG。トランプ大統領は、日本のアメリカ産LNG輸入量大幅増に期待感。日本の購入量拡大やアラスカ州での開発が議題になるかも焦点。このほか、為替分野でアメリカ側が何らかの要求示すのかも注目点。
あす日米交渉。ワシントンから中継。石破首相は「せいては事を仕損じる」と安易な妥協はせず結論急がない姿勢を示している。日本政府内ではアメリカの国内世論などでトランプ政権の方針変わる可能性もあるのではという見方も。トランプ大統領が最も重視している貿易赤字削減。日本は8番目の貿易赤字国。またアメリカ政府高官は日本の非関税障壁を問題視。楽観視は出来ない状況。それでも日本にも譲れないものがあり、その代表格が自動車。アメリカへの輸出額の3割を占め、関税引き下げは不可欠と交渉関係者は話す。また農業分野については、農家を守るため安易な市場開放には応じられないという意見も自民党を中心に出ている。国益守りつつ、何が有効なカードなのか赤澤氏は探っていくことになる。
中国の1月から3月のGDPは、去年の同時期と比べてプラス5.4%。ただしこれは高関税措置前。中国経済の先行きへの懸念強まる。習主席はマレーシアで会談。ASEAN各国と協力関係強化しトランプ政権に対抗のねらいか。アメリカは中国に145%の追加関税を、中国はアメリカに125%の追加関税を課している。中国の輸出産業にも影響。アルミニウム建材をアメリカに輸出しているメーカーでは、トランプ関税受け注文見合わせ相次いでいるという。東南アジアに生産拠点新設検討も、約2年かかり多額の設備投資必要。影響は中国発ネット通販でも。中国アパレル関連工場で製造の衣服などを外国向けに低価格販売しているSHEINもその1つ。縫製工場では注文が40%減ったそう。いま直面しているのはデミニミス・ルールの停止。これはアメリカに輸入されるものが800ドル以下なら関税が免除される制度で、SHEINはこれを活用していた。が、トランプ大統領はこのルールを来月から取りやめ。こうした中で中国の新たな報復措置か、中国政府が国内航空会社にアメリカボーイング社の航空機納入しないよう指示したとアメリカメディアが報じた。アメリカ企業が製造する航空機関連機器などの購入停止も求めたとされ、ウォール・ストリート・ジャーナルは「ボーイング収益に打撃を与える可能性がある」と伝えた。アメリカ側は、「ボールは中国側。取引の必要があるのは中国」などと中国が先に行動起こすべきとの考え。
物価高やトランプ関税にどう対応するのか。自民党参院側・公明からは経済対策の策定や減税・現金給付の実施求める声相次ぐ。こうした中自民党幹部は、いまの国会での新たな補正予算案の編成必要ないという認識示した。林官房長官は、補正予算案検討の事実はないと改めて説明。低所得者世帯向けの給付金など昨年度の補正予算や今年度予算に盛り込んだ政策総動員して対応する考え示した。公明党岡本氏は、必要なタイミングで対策打ちたいと話した。日本維新の会や共産党など野党からは減税や補正予算案を組むよう求める動き。立民有志議員の勉強会は、消費税を当分の間5%に引き下げるなどの提言を近くまとめ、執行部に申し入れる。今後は「食料品の消費税を当分の間なくすべき」との提言まとめた江田氏らの勉強会とも連携するそう。ただ立民枝野氏は「減税ポピュリズムに走りたいなら別の党作ってほしい」などと減税に反対。重徳氏は「党内で納得感があり世の中にもよくぞ言ったと言ってもらえる案に収れんさせていく」などとコメント。
開幕した大阪・関西万博。チリパビリオンとブラジルパビリオンが3日遅れで開館。万博では、幅広い分野で少なくとものべ1000を超える中小企業などの最新技術が展示されている。そのひとつが、AI活用した骨粗しょう症リスク判定。歯の治療の際に撮影したレントゲンデータを、開発したソフトウェアに取り込むとAIが画像解析して、骨の強度などを評価し全身の骨粗しょう症リスクを数値化し、早期発見・治療へつなげる。ほかにも、センサーつけた人の動きをリアルタイムで反映させるロボットの展示も。遠隔地での仕事や災害現場、人手不足の現場などで活用へ。日本文化の発信の動きも。おしぼりもそのひとつ。国立のおしぼり製造企業は、万博に訪れた世界各国の要人を迎える食事会などで使うおしぼりを提供。日本特有のおもてなしの文化を知ってもらえる好機とみている。
ドジャース対ロッキーズ。この日はジャッキー・ロビンソンデーで全選手が背番号42をつけた。通算150盗塁を記録した大谷選手の活躍もあり、6対2でドジャース勝利。
カブス対パドレス。カブス今永選手は2者連続三振など好投をみせるも、勝敗つかず延長。パドレス松井選手は延長10回に登板も打たれてしまう。2対1でカブス勝利。
10月の世界選手権代表選考を兼ねた全日本選手権があす開催。橋本選手最後の調整。演技の難度あげた構成で5連覇目指す。橋本選手は「準備してきた練習などを出せるようにしたい。出せれば優勝できる」とコメント。ロサンゼルス五輪に向け改正された、跳馬を除く5種目で技の数が減るという新ルールでの国内初代表選考会。
全国の気象情報を伝えた。
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弘前さくらまつり開幕。副島さんが撮影したという写真も披露した。
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