Nスタ (ニュース)
11日にアメリカや日本などで公開された映画「スーパーマン」。アメリカではアメリカでは初登場1位となる興行収入1億2200万ドルを記録した。スーパーマンの誕生は1938年で、滅亡する惑星から地球に逃れアメリカで成長したヒーローが招待を隠しながら超人的な能力で人々のために戦う物語。ホワイトハウスは10日、スーパーマンの格好をしたトランプ大統領の画像を投稿した。背景にあるのはスーパーマンをめぐる政治論争とみられる。きっかけはジェームズ・ガン監督の、スーパーマンはアメリカの物語、ほかの場所から来てこの国で暮らす移民だと表現したこと。トランプ政権の移民政策をめぐり大きな混乱が続く中で監督は「政治的な映画」だと強調した。イギリスメディアの記事ではスーパーマンの原作者がヨーロッパからの移民家庭の出身であったことも紹介された。保守系の評論家らは、映画の世界に政治を持ち込むべきではないと反発し、トランプ大統領の支持者たちからもひどい例えだと批判の声が上がっている。一方古くからのファンたちは、スーパーマンはどちら側にもつかないはずだと考えている。