情報ライブ ミヤネ屋 (ニュース)
きのう石破総理は緊急会見を行い、辞任を表明した。夏の参院選大敗後も続投の意思を貫いてきた。先週火曜日、両院議員総会では「しかるべきときにきちんとした決断をする」などと述べていた。石破総理はきのう、辞任決断の理由として「米国関税措置に関する交渉に一つの区切りがついた今こそがしかるべきタイミングであると考え後進に道を譲る決断をした」と語った。辞任の決断に影響したのは、自民党内で相次いだ臨時総裁選の実施前倒し議論。事実上の“リコール要求”である。自民党・麻生最高顧問や鈴木馨祐など現役閣僚からも臨時総裁選の「賛成」を表明した。先月のNNN読売新聞世論調査では石破首相は辞任するべきだと「思う」が42%、「思わない」が50%。先週時点で石破総理は「衆議院解散も選択肢だ」と牽制していた。おととい、菅副総裁、小泉農水相と3者会談を行った石破総理。政治ジャーナリスト・田崎史郎によると菅氏と小泉氏は会談前にも電話で説得し、会談の提案は小泉氏だという。
