サン!シャイン (ニュース)
きのうも災害級の暑さに見舞われた日本列島。今年最多となる33都道府県で熱中症警戒アラートが発表された。福島県伊達市梁川では全国2番目の最高気温39.3℃を観測。最高気温35℃超えの猛暑日を記録したのは全国296地点で今年最多となった。福岡県久留米市内では午前中に暑い空気で景色が歪んで見える陽炎が発生。この日の最高気温は37.6℃で今年最高となった。県内5地点で今年最高気温を記録する厳しい暑さとなった。きのうも危険な暑さが続いた北海道。道内18地点で観測史上1位の暑さに。帯広駅前の温度計は午前中から40℃手前を表示。すると電源が落ちるアクシデントが発生した。長崎市の稲佐山公園には涼を求めて水遊びする親子連れの姿が。長崎市内では佐世保で最高気温36.5℃を観測するなど4地点で今年の最高気温となった。猛暑の中、都内で開かれたイベントで注意を呼びかけていたのが「こども気温」。子供の身長では地面の照り返しの影響を受けやすいため、実質的な気温が大人より7℃ほど高くなるという。子供たちを暑さから守るポイントの1つがいい日陰を探すこと。サントリーとウェザーマップが行った実験によると、芝生近くの木陰よりも大きなイチョウの木陰の方が涼しいなど日陰の状況によって涼しさが変わるという。いい日陰を探す際のキーワードが「お・か・し」。大きな日陰、風が通る、自然の近くにある日陰。また、医師は炎天下での子供の遊具遊びには十分気をつけてほしいと警鐘を鳴らした。