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きのう33.9℃となった埼玉県久喜市。炎天下の中、スーパーを取り囲むように出来た長い行列。2時間前から並ぶ女性は「タオルと水分補給、ペットボトル持参した」などと述べた。お一人様一個限定の備蓄米。大手スーパーやコンビニに続き、中小のスーパーでも随意契約で放出された備蓄米の販売が開始された。価格は5kg1934円。用意した300袋がものの30分でほぼ完売した。対象的にコメ売り場に高く積まれた米袋の山。銘柄米などのコメの売れ行きは鈍化しているという。スーパーマルサン久喜店・伊良原店長は「買い控えがあって、コメ購入を備蓄米が出るのでちょっと待ってみようという」などと述べた。宮城県産の「ひとめぼれ」を600円ほど値下げして販売するなど、銘柄米を少しでも安く売る努力をしているという。備蓄米が出回ると同時に下がり始めたコメの価格。おととい、農林水産省が発表した全国のコメ平均価格は5kg3855円と4週連続で値下がりした。ただ、異例の早さで西日本が梅雨明けするなど高温や水不足などによる新米への影響に不安も残る。