熊本地震から10年 爪痕をそのまま残す…旧大学後校舎

2026年4月16日放送 5:36 - 5:42 日本テレビ
Oha!4 NEWS LIVE NNN いのちを守るプロジェクト あす大災害、だとしたら?

2016年に発生した熊本地震から10年。Oha!4では今日と来週、2回に分けて特集を放送する。北川アナウンサーが、地震の爪痕をそのままの状態で残している熊本県南阿蘇村の旧大学校舎を訪れた。熊本県民テレビの川又アナウンサーと一緒に、震災の教訓を未来へどうつなぐのかについて取材してきた。
熊本県内では、外国人観光客にも人気の撮影スポットがある。人気漫画「ONE PIECE」の主人公のルフィの像。熊本県出身の作者・尾田栄一郎協力のもと復興を応援しようと熊本県が銅像を10体建てた。川又アナウンサーは新潟のテレビ局でカメラマンとして働き、去年、熊本県民テレビに入社。カメラ兼アナウンサーの二刀流で活躍している。南阿蘇村でONE PIECEのロビン像が見守る先には、旧東海大学阿蘇キャンパスがある。地震の前は農学部の学生で賑わっていた。熊本地震では、最大震度7の揺れを2度観測。南阿蘇村では震度6強の地震により、2800棟を超える建物が全壊や半壊などの被害を受け、災害関連死を含め31人が亡くなった。川又は東海大学を卒業しており「自分の大学で何が起こったのかを知りたい」と話した。当時教壇に立っていた荒木朋洋教授が建物を案内してくれた。鉄筋コンクリートの建物を断層が直撃した貴重な現物や地面にむき出しになった活断層を見ると、被害の大きさを実感できる。約800人の学生が下宿やアパート暮らしをしていた“学生村”と呼ばれる場所では、2回目の地震のあとに多くの建物が倒壊。学生3人を含む4人が亡くなった。地震後の学生アパートは1階が完全に押しつぶされた状態だったという。東海大学・荒木朋洋教授は「現場で体験したことを絶対に語り継いでいかないといけない」と語った。
2度の大きな地震に見舞われると、大学のキャンパスであろうと大きな被害が出るという恐ろしさを感じた。これを教訓に、これからも語り継いでいくことが大切。東海大学農学部は現在、地震への備えが整っている場所に移って学んでいる。地震を経験していない世代に記憶をつなぐことの大切さを感じた。


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