熱中症対策”見える化”を

2025年6月24日放送 18:11 - 18:17 NHK総合
首都圏ネットワーク (ニュース)

先週から厳しい暑さが続いていて、熱中症とみられる症状で搬送される人が増えている。週末から週明けにかけても真夏日が予想されていて注意が必要。去年の夏、東京23区で熱中症の疑いで亡くなった人は306人。86%が65歳以上の高齢者。さらに95%が屋内で亡くなったという。先週、川崎市の保健師たちが訪ねたのは高齢者の体操教室。ここで配ったのが熱中症対策を解説したチラシ。これに貼ってある黒いテープは室温によって色が変わり、温度が表示される仕組み。赤い枠を付け、28℃以上になったらエアコンを使うように呼びかけている。民生委員が高齢者の家をまわって、家でどのようにエアコンを使っているのか、状況を見てアドバイスをしている。エアコンをつけていない部屋は34℃。自分の感覚ではなく、温度計を使って室温を確認するようにアドバイスをした。川崎市では熱中症対策を見える化する実験を行っていた。日傘を使用した人の頭の温度は35.6℃、帽子を被った人は37.5℃、何もしていない人は51.2℃。また、服の色によっても温度差が出る。白いTシャツは35.1℃だが、黒いTシャツは39.7℃。川崎市では実験結果もチラシに掲載し、効果的な対策をとってもらうよう促している。NHKの気象情報で伝えている熱中症のマーク「熱中症ぼうや」も見える化のひとつ。


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東京都監察医務院真夏日麻生区(神奈川)環境総合研究所熱中症川崎市

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