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東京消防庁管内では今日の午後3時までに12歳~89歳までの32人が熱中症で救急搬送された。この内60代と70代の男性2人が重篤、80代の女性1人が重症となっている。埼玉慈恵病院の藤永剛副院長によると、朝に熱中症になる人は夜・前日の行動に起因することが多いという。時間差熱中症には原因が主に2つあり、1つ目は前日のダメージが残るケース。前日に屋外で長時間過ごしたり、エアコンのない室内にいると暑さのダメージが蓄積し、その後涼しい部屋に戻ったとしても水分・塩分補給や休息が不十分だと体が回復し切れずに、翌朝に頭痛やめまいなどが発生する。2つ目は夜寝ている間に熱中症を発症してしまうパターン。熱中症による搬送の約4割は夜間から早朝の間に発生している。エアコンの設定温度が高い、タイマーでオフにして室温が上昇してしまう、寝る前の水分補給が不十分だったなどが重なると寝ている間に熱中症になってしまうことがある。朝起きたときには症状が進行していることもある。室温は28℃以下、湿度は50~60%を目安にエアコンを使うのが重要。25℃を下回らない熱帯夜には朝までエアコンをつけっぱなしにして通気性の良い長袖長ズボンを着用するのがよい。また夜中に目覚めた時にすぐ飲めるように枕元にも飲み物を用意しておくことも重要。エアコンの電気代は8時間付け放しと3時間でタイマー切れになるパターンでは一晩で15.2円の差が目安。熱中症予防には水分・塩分補給や休息に加え、プレクーリングを取り入れると良い。暑い外へ出る前に体を冷やすことなどを指し、簡単な方法としては手のひらを冷やす方法がある。冷えたペットボトルを握ったり水に5~10分ほど浸すと効果がある。
