企業変革「X」の現場 企業変革「X」の現場
そんな中、大手食品会社が物流事業を2019年に統合。業界全体で「F-LINE」という物流会社を立ち上げた。ここで問題となったのが午前中の行う荷下ろしの際に発生する待機時間。この待機時間に関して解決の糸口を見出したのは「Hacobu」という会社。「MOVO Berth」というトラック予約受け付けサービスを立ち上げ、800社が導入した。入庫の予約を行うことで車両到着の時間を分散させ、持ち込む荷物の量も事前に通知できるようにした。こうすることでドライバーの呼び出しなどロスタイムが大幅に減少した。またデジタル化を進めることで改善点を見つけやすくなるのだという。ドライバー向けのアプリ「MOVO Driver」も開発しさらなるDX化を進めていくという。