スーパーJチャンネル (ニュース)
急きょ取材に応じた高市総理大臣。事の発端はロシアメディアが13日に報じたプーチン大統領の北方領土訪問。いくらなどを試食し、笑顔のプーチン大統領。ロシアの軍事拠点化が進んでいる択捉島。プーチン大統領の北方領土訪問は初めてで、日本を強く牽制する狙いがあるとみられる。ロシアの現職大統領が北方領土に訪問したのは2010年、当時のメドベージェフ大統領が国後島を訪問して以来のこと。択捉島訪問が報じられた前日、ロシア太平洋艦隊の演習を視察したプーチン大統領は北方領土問題について、日本こそが我が国に対して領有権を主張しているなどと語っていた。日本側には領土的な要求があると北方領土問題に触れ、第2次世界大戦の結果、生じた現実で国際的文書で確定しているとも話したという。問題はすでに解決済みとの認識を示しているプーチン大統領。北方領土問題についての認識を明確に示すのは極めて異例。これまで北方領土については安倍元総理大臣とプーチン大統領が返還と平和条約締結を目指し、何度も首脳会談を重ねていた。しかし、2022年、ロシアはウクライナ侵攻で制裁を課した日本との平和条約交渉を打ち切っている。プーチン大統領は12日、安倍元総理大臣との交渉を引き合いに「安倍氏とは建設的な関係だったが、その後日本はロシアへの立場を変えた」と日本を批判している。高市総理大臣は就任前、安倍氏の後継者と主張していた。ロシア側は日本の態度の変化に期待していたという。ロシア側は高市政権の防衛政策を再軍事化と非難し、日本への対抗姿勢を強めている。また、悪化する日中関係がプーチン大統領の行動の背景にある可能性も。ロシア政治に詳しい専門家はロシアは中国とともに反日行為を軍事的にもプロパガンダ的にも行っている状況の中では日本により強い外交パンチを与えることによって、中国の関心を得るということもあるかもしれないと話した。
