ノンストップ! (ノンストップ!)
演歌歌手・天童よしみさんの特集。「日清ちびっこのどじまん」で優勝し、デビュー前にも関わらず、アニメ「いなかっぺ大将」の挿入歌「大ちゃん数え唄」を発売。その後、1972年に本格デビュー。先週火曜日には28年連続、29回目の紅白歌合戦出場が決定。28年連続出場は女性歌手で歴代5位の記録。今年は演歌・歌謡曲のカラオケリクエストランキングで7ヵ月連続1位を独占するなど、その人気は衰え知らず。番組では天童さんのコンサートに密着取材した。長年ファンから愛される秘訣は、天童さんのルーティンから見えて来た。デビュー52年経った今も、コンサート前は必ず緊張する。リハーサルでは客席で音声をチェック。その後、本番さながらのフルパワーで熱唱。リハーサル後の楽屋では、オイルを手にたっぷりと塗りケア。手の所作ひとつひとつにもこだわりを持って歌っている。コンサート前のハンドケアは欠かせない。コンサート本番では緊張しているとしつつも、見事な歌声を披露。MCでは客席のアクシデントを笑いに変える軽快なアドリブをみせた。このシーン、偶然の産物にも見えるが、天童さんはコンサート前にある準備をしていた。コンサート2時間前、天童さんはファンを楽しませたいという思いから、楽屋で進行表を見てトークの内容をイメトレしていた。コンサートではカバー曲も披露。終盤、今年ヒットした「昭和かたぎ」を力強く歌い上げ、およそ2時間のコンサートが幕を閉じた。