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長崎に原爆が投下されてから今年で80年になるのを前に、長崎市にある浦上天主堂を撮影したこれまでで最も古いと見られる動画が残されていたことがわかった。NHKで見つかった30秒ほどの動画には原爆で破壊される前の浦上天主堂が映っている。専門家らの検証により、昭和9年より前に撮影されたものだとわかった。動画は明治から昭和にかけて活躍した歌舞伎俳優、中村芝鶴が家庭用映画機で撮影し、昭和51年にNHKに寄贈したという記録が残されているが、昭和9年以前に長崎に昭和5年3月だけで、動画のメモも「昭和5年ごろ撮影」となっている。これまで最も古い浦上天主堂の動画は昭和7年ごろの撮影とされていて、今回の動画は確認された中では最も古いものだと見られるということ。専門家は失われていく方が多い、新しいものが出てきたのは大きな価値があると思うなどとコメントしている。