報道ステーション (スポーツニュース)
1903年、ライト兄弟が人類初の有人動力飛行に成功したこの年、ベースボールの世界一を決めるワールドシリーズが始まった。ヤンキースとドジャースが繰り広げた激闘の数々。1956年、ヤンキースの先発はラーセン。WS史上初となる完全試合を達成。過去119回のシリーズでこの偉業を成し遂げたのはラーセンだけ。伝統球団ヤンキースと創設4年目ダイヤモンドバックスが対決した2001年。第4戦、ジーターのHRでヤンキースがサヨナラ勝ち(ヤンキース4−3Dバックス)、第5戦もサヨナラ勝ちで勢いに乗る(ヤンキース3−2Dバックス)。3勝3敗で迎えた第7戦、両チームの先発はともに20勝を挙げているシリングとクレメンス。8回、ソリアーノのHRでヤンキースが勝ち越し。1点ビハインドの場面で出てきたランディ・ジョンソン。9回、マウンドにヤンキースの守護神、リベラ。Dバックスが劇的なサヨナラ勝ち(Dバックス3−2ヤンキース)で21世紀最初のWSを制した。
6年前、夕方5時10分に始まったドジャースvsレッドソックスの第3戦。8回、ドジャースのクローザー、ジャンセンが痛恨の一発を浴びゲームは振り出しに戻る。プレーボールから6時間が経過した15回、ドジャースは前田健太をマウンドへ。5連続三振を奪う好投。日付が変わった18回、決着をつけたのはマンシー。ドジャース3−2レッドソックス。試合時間7時間20分、WS史上最長の戦いとなった。このシリーズを制したレッドソックス。強力打線の中心にいたベッツ。第5戦:レッドソックス5−1ドジャース。現在所属するドジャースを破りWSチャンピオンに輝いた。明日から始まる頂上決戦ではどんなドラマが待っているのか。