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開幕7連勝中のドジャース・大谷翔平が、劇的なサヨナラホームラン。球場が震える衝撃の一打が飛び出した。球場総立ちのサヨナラホームランを放った大谷翔平(30歳)。試合前、ドジャー・スタジアムには長蛇の列が…。中には試合開始9時間半前から並ぶファンもいた中、そのお目当ては、大谷翔平の昨シーズン・リーグMVPを記念したボブルヘッド人形で、来場者およそ5万人全員に配られた。大谷翔平もSNSで、自身のボブルヘッド人形と愛犬・デコピンとのツーショットを公開していた。実は去年、自身のボブルヘッド人形が配布された試合で大谷翔平はホームランを放っている。きのう、ブレーブスと対戦したドジャースは球団新記録の7連勝中だったが、2回オモテ終了時点でブレーブスに5点のリードを許す。それでも、ドジャースは2点差にして迎えた5回、大谷翔平がライト前ヒットを放ち、開幕から8試合連続出塁する。さらに大谷翔平は、次の打席でも詰りながらもパワーでレフト前へ運び、今季3度目のマルチヒットをマークする。その後、同点に追いついたドジャースは9回、大谷翔平が打席に立つ。その時、観客から「ボブルヘッドデーなんだからホームラン打てよ!」という声が…。球場のボルテージが最高潮の中、大谷翔平のセンターへ高く舞い上がった打球は、5試合ぶりとなる第3号の劇的なサヨナラホームラン。大谷翔平のサヨナラホームランは、去年、ZIP!の取材で木曜パーソナリティー・鈴木福が目撃した「40−40」達成以来の2本目だった。前年のワールドシリーズ王者・ドジャースの開幕8連勝は、史上初の快挙。大谷翔平は、サヨナラホームランを含む5打数・3安打・1打点の大活躍だった。試合後、大谷翔平は「特に甘い球を打ちたいなと思っていた。これだけ多くのファンの人が集まってもらって、素晴らしいゲームを見てもらって、選手冥利につきる」と語った。試合結果は、ドジャース6×−5ブレーブス。