大下容子ワイド!スクランブル NEWSドリル
アメリカ・ChatGPTや中国・DeepSeekなど、各国で加速する生成AI。世界が技術革新を追求するなか、懸念されるのが生成AIを悪用したディープフェイクなどの存在。生成AIによって作られたディープフェイク動画を紹介。ウクライナ侵攻後に、ゼレンスキー大統領が国民に降伏を呼びかけるニセ動画が拡散。政治目的での悪用を懸念する声が上がった。セキュリティー会社「マクニカ」・掛谷勇治氏は「AI技術の進歩により、ディープフェイクがより簡単に作れる現状がある」と指摘。見抜くのが一層難しくなるなか、生成AIを用いて家族や著名人の声をまねて、言葉巧みに現金をだまし取ろうとする特殊詐欺が増えている。日本でもAIを意識し、理解することが求められる一方で、去年、総務省が発表した生成AIに関する調査で、「生成AIを使っている」と回答した割合が日本は9.1%と、他の国と比べてかなり少なかった。DeepSeekの登場で、日本でも生成AIの開発を進める機運が高まっているという。