ガイアの夜明け インフラ危機に挑む!
2016年11月博多駅前、道路陥没事故。電気・ガスなどあらゆるライフラインが寸断された。神奈川県では去年、国道246号線で土砂災害が発生。道路は10日間通行止めになった。そして、未だ復旧作業が続くのが、今年1月埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故。原因は下水道管の破損、偶然通りかかったトラックが巻き込まれ運転手が命を落とした。老朽化が進む日本のインフラ、中でも耐用年数を超え限界間近の下水道管は”ほぼ地球1周分”。下水道管の破損による道路の陥没は年間約2600件。八潮の事故を受け、国交省が設置した有識者による対策検討委員会。再発防止策の提言をまとめた委員長は、政府や自治体の対策に声を荒げた。見て見ぬふりを続け、問題を先送りしてきた日本。