産婦人科医 能瀬さやか

2026年5月28日放送 9:05 - 9:19 NHK総合
あさイチ (インタビュー企画)

産婦人科医・能瀬さやかさんはスポーツをする女性の健康問題を専門にしている。パリ五輪柔道金メダリスト・角田夏実さんは、競技を続けたいが出産のチャンスを逃すのではと悩んでいた。能瀬さんは3年前にウーマン・オブ・ザ・イヤーの大賞を受賞した。特に注目されたのは、女性アスリートの月経について問題提起したこと。約4割が無月経、月経不順に悩んでいることを明らかにした。能瀬さんが勤める千代田区の女性アスリート外来では、スポーツをするすべての女性を対象にしている。治療スケジュールだけでなく、薬の種類なども考慮して試合で最高のパフォーマンスを発揮できる道を探る。能瀬さんは医学部5年生の頃、偶然目にしたアメリカスポーツ医学界の記事で女性アスリートに無月経の問題があることを知り、産婦人科医としてスポーツに関わっていける可能性が開けてきた。スポーツと名のつく研究会があれば手当たり次第に参加して知識や人脈を広げた。ところがその矢先、26歳でくも膜下出血を発症し、緊急手術は12時間に及んだ。後遺症なく回復し、この経験が道を切り開く覚悟につながった。問診データ683人分を分析すると、無月経の原因が激しい練習や食事制限によるエネルギー不足と分かった。元女子マラソン日本代表・佐野麗美さんは、19歳から5年間生理が止まっていた。能瀬さんは佐野さんに治療の必要性を説明し、栄養指導・ホルモン治療を行った。すると、1年半ほどで生理が再開し、今では3人の子育てをしている。能瀬さんは無月経についてより多くの人に伝えようと取り組みを続けている。角田さんは、能瀬さんと相談の末、卵子凍結を決めた。能瀬さんは今後も女性の今と未来のために走りつけたいと考えている。


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北区(東京)千代田区(東京)ウーマン・オブ・ザ・イヤー

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