町田啓太が冷凍グルメの秘密を超速プレゼン

2024年11月9日放送 23:30 - 23:44 NHK総合
漫画家イエナガの複雑社会を超定義 (漫画家イエナガの複雑社会を超定義)

今年、日本の瀬戸内海の冷凍牡蠣が、中東最大の食品見本市で1位に輝き、ドバイで人気を博している。また、冷凍自販機、冷凍食品専門店も登場し、スーパーのカテゴリー別売り上げにおいて、冷凍食品は1位。夫婦の約7割が共働きのなか、冷凍グルメは重宝されていて、2児の母である冷凍庫ママさんはレンチンの際に育児に時間を費やしている。また、コロナ禍に国から支給された補助金で飲食店は新ビジネスに着手。その1つが料理の冷凍。イタリアンレストランを経営する秋元和仁氏は「冷凍食品の購入者が後に店へ足を運んでくれている」と話す。味を左右するのは急速凍結。東京海洋大学の渡辺学教授によると、日本の冷凍技術は世界的に高いという。
アメリカの雑誌フォーブスで評価された技術が「セルアライブシステム」で、大和田哲男氏が発案。細胞膜を壊さずに冷凍させることができ、海外を中心に好評。iPS細胞の再生医療研究、国立天文台でも用いられているという。また、解凍技術も進展中。さらに岡山にあるスーパーや病院向けのお弁当を製造する工場ではフードロス削減に冷凍機を導入した。「手間暇かけずに多種多様なおいしいものをいつでも食べたい」という欲求が高まるにつれ、あらゆる食べ物が凍っていき、より冷凍グルメが身近な存在になっていくと予想される。


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