大下容子ワイド!スクランブル ピックアップNEWS
きのう、東京の猛暑日連続日数が過去最長に並んだほか、年間日数も過去最多タイとなった。この異例の暑さが野菜の価格に影響を及ぼしている。青果の取り扱い日本一を誇る大田市場で決まった価格が全国の指標となる。青果の仲卸「大治」の本多諭社長は「2割~3割ぐらい高い感覚はある」と話した。野菜の産地では何が起こっているのか。群馬・前橋市のナス農家では虫食いが多く処分するしかないという。収穫後、選別作業をすると出荷の基準に達していないものも多い。規格外の野菜たちが今、注目されている。東京・杉並区にある文山青果では扱う野菜約50種類のうち半分以上が規格外の野菜。皮の一部が薄いナスは正規品の2倍の量が入って214円。やや小ぶりで色が一部焼けているピーマンは10個近く入って相場の約半額の62円。物価高騰の影響もあり、文山青果では規格外品を求め客が1.5倍ほどに増えている。文山青果・文山成晃店長は「鮮度と味が変わらないのに値段が半分以下で買えることが多いので、その価値を分かってもらいたくて販売している」と話した。
