異例 まさか…新幹線が”走行中に分離” そのとき時速は300km超

2024年9月19日放送 18:48 - 18:52 フジテレビ
イット! (ニュース)

JR東日本管内で初めて起きた異常事態。宮城県大崎市の上空から見ると、本来、つながっているはずの新幹線の連結部分が外れてしまい、それぞれの車両が離れてしまっている。300人以上を乗せて300km以上の速度で走っていた新幹線の連結部分は、なぜ外れたのか。異常が起きたのは東京方面に向かって走っていた東北新幹線のはやぶさとこまちで、2つの新幹線は「はやぶさ」が「こまち」を引っ張る形で走行していた。JR東日本によると、今朝8時過ぎ、仙台駅と古川駅の間を時速およそ315kmで走っていたところ、連結部分が分離し停車した。異常発生直後の現場を上空から捉えた映像に映っている「はやぶさ」の横に止まる白い車体は、下り線を走っていて緊急停車をした「やまびこ」。その「やまびこ」から連結部分を目撃した人は「特段ひしゃげているとか、何か部品が取れているとか、見ただけではパッと異常をきたしているような様子は見受けらませんでした」と話す。異常発生時、前を走っていた「はやぶさ」に乗っていた女性は「急にスピードがちょっと落ちてきて、『なんか、あれ止まるかな』と思ったら止まった感じ」と話す。停車後の「はやぶさ」内で撮影された映像を見ると、デッキ部分で聞き慣れない警報音が響いている。ただ、車内では大きな混乱は生じていないように見える。「はやぶさ」と「こまち」は、いずれも脱線することなく停車し、合計およそ320人の乗客にケガ人はいなかった。
東北新幹線は一時、全線で運転が取りやめになった。JR東日本初となる今回の異常事態。専門家の鉄道ジャーナリスト・梅原淳氏は「電気的にロックを解除する回路に異常があったのではないかなと。(停車中に)電気のスイッチを押すと電気が入って、そのロックを切り離すが、それがもしかしたら(走行中に)誤作動を起こして動いてしまったか」と話し、電気系統にトラブルがあった可能性を指摘する。東北新幹線は、異常発生からおよそ5時間後の午後1時過ぎ全線で運転を再開。JR東日本は先ほど、「連結器の外観に異常は認められなかった」と説明し、「速やかに原因を究明する」としている。


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