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参議院選挙の大敗を受け石破総理大臣の退陣を求める声が強まる中、自民党は両院議員総会を開くことを決めた。森山幹事長はきのう、「近日中に両院議員総会を開催する」などと述べた。署名を集めるなど両院議員総会の開催に向けた動きが活発化する中、先手を打つ形で総会の開催を決めた自民党執行部。石破総理は「逃げずにご説明をするということに尽きる」、署名の提出を進めていた笹川農林水産副大臣は「幹事長が英断を下していただいた」などと述べた。署名をした議員の多くが求めていたのは総裁選の前倒し。所属議員と各都道府県連の総数の過半数の要求が必要で、総会の開催以上にハードルは高いもにになる。大敗後の総会は過去にもあった。1979年には党内の反主流派が両院議員総会の開催を阻止するべくバリケードを設置。当時の浜田幸一議員は反主流派に怒りを爆発させた。今回の両院議員総会の開催日について政治部官邸キャップ・千々岩は「遅くとも来週までには行われるとこういう見方が広まっている」などと指摘した。両院議員総会の議題は開催を求める議員側と協議するとされている。森山幹事長は参議院選挙敗北の原因究明後に幹事長を辞任する可能性も示唆している。