Nスタ それが知りたかった!
JNNの世論調査で高市新総裁に「期待する」と答えた人は66%。一方で自民党の信頼回復については「つながらないと思う」の方が多かった。こうした中で高市氏は人事に取り組んでおり、裏金問題不記載議員については「人事に影響はない」との考えを示している。これに対して今日立憲民主党の安住幹事長は「裏金議員が復活して昔の政治の悪い部分が戻ってくる」などと強くけん制した。高市氏は麻生氏に副総裁のポストを打診しており、幹事長には鈴木俊一氏の起用することで最終調整しているという。岩田さんは「高市さんの総裁選勝利には麻生さんの力が大きかったことがうかがえるが、そういった人たちで要職を占めてしまうと古い自民党に逆戻りしたとの批判は間違いなく起きる」などと話した。中室さんは「高市さんは積極財政派とみられがちだが、よくよく主張を聞くと無駄を廃しながら成長が必要な分野に投資していくワイズスペンディングを掲げている。少数与党の状況でどのような枠組みの中で実現していこうとしているのか注視する必要がある」などと話した。
連立について。公明党の斉藤代表は一昨日、高市氏に対して「我が党の支持者からも大きな不安や懸念があるということを率直に申し上げ、その解消なくしては連立政権はない」などと話したという。岩田さんは「どこの野党と組むかという話の前に公明との連立の見直しを突きつけられている状況にある。新執行部が公明の懸念を取り除けるかが焦点」などと話した。