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栗原は「ドイツと言えば第二次世界大戦のユダヤ人の虐殺やホロコーストの苦い経験からEUの統合を進めてきた立場。移民の受け入れも欧州全土で率先して進めてきた。田中支局長はヨーロッパの変化をかなり感じているそう。ウクライナ侵攻当初はウクライナ支援への機運が高かったものの、侵攻の長期化で国民の負担が高まり、消極的だったり、EUの政策に懐疑的な主張が強まったりしている」などと話した。強まる右派が拡大している背景について山下は「右派などはEUが対応しきれていない人々の不満をすくい取る形で支持を広げている」などとコメントした。ハンガリー・オルバン首相が自国第一主義を掲げ、EUの加盟国でありながらEUが進めるウクライナ支援を表立って批判している。スロバキアでは先月、現職の首相が銃撃された。容疑者はウクライナ支援を停止したことへの反発が動機だとされている。