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今夜9時、最終回を迎える月9ドラマ「続・続・最後から二番目の恋」。小泉今日子さん演じるテレビ局のプロデューサーと、中井貴一さん演じる鎌倉市役所職員の恋模様やそれぞれのセカンドライフの結末が描かれる。今回のドラマは世代を問わず共感の声が寄せられ、反響も大きかったという。主演の2人はどのように見ていたのか。小泉さんはリアルタイム視聴し、インターネットでドラマの評判もチェックしていたという。小泉さんは「たまに出てくる美保純さんとか浅野和之さんが出てきたときにみんなすごい喜んでいるのがうれしかったり、愛されてるんだなって思う」と話した。小泉さんと中井さんがデュエットするエンディングテーマ「ダンスに間に合う」も人気。この曲は2017年に思い出野郎Aチームというバンドが発表した楽曲のカバー。小泉さんがエンディング曲に推薦し決定した。
3作目となる今回のドラマで心に残るシーンを聞いた。小泉今日子さんは自ら演じる千明がテレビ局から帰宅するシーンを挙げた。小泉さんの心に残るシーンを聞いていた中井さんから「僕の場合はもっといろんな衣装を着ていた気がするんですけど、今回はほぼジャージ。スーツかジャージっていう、その思い出がすごく悔しい」とクレーム。中井さんの心に残るシーンは大人の本気の枕投げ。中井さんは「枕投げって本当オリンピック競技になるんじゃないかと思うぐらいにしんどかった」と話した。このドラマシリーズのテーマとして描かれ、視聴者の共感を得てきた“年を重ねること”への「寂しさ」や「切なさ」、大人になることへの葛藤。主演の2人は役を演じるにあたり、このテーマをどのようにとらえていたのか。中井さんは「大人って一生懸命生きると子供っぽくなる。同世代の人とか、すごく小学生が喜んで見てくれる。中途半端な青春時期の人たちより少年期・幼年期ぐらいの人たちとたぶん価値観が合う。大人になるってことは戻るっていうことなんだって思わされる」、小泉さんは「人生折り返しってよく言う。40歳になるときに、ここから来た道に戻っていくんだなって思ったら、かなり戻ってきた」と話した。最後に最終回の見どころを聞くと、小泉さんは「エイヒレがすごくおいしそう」と話した。