ひるおび (ニュース)
きのう夏の甲子園ベスト8の戦いが行われた。第3試合の横浜vs県岐阜商に注目が集まった。新聞も「公立の星 県岐阜商」など一面で大きく伝えていた。横浜は春夏連覇を狙っていた。春夏連覇した高校は1962年の作新学院に始まり、横浜は1998年以来の連覇を目指していた。県岐阜商・藤井監督は「100回戦ったら99回負ける相手。選手を誇らしく思う」と話している。試合は1回に県岐阜商が先制して5回までに4点リードとした。しかし、6回に横浜が1点差に詰め寄り、8回には同点とした。9回は両チーム得点がなかったが、横浜は異例の内野5人シフト。地元紙記者は「最初は観客も気づいていなかったが、途中でざわざわし始めてどよめきに変わった」、西岡氏も「バッターにとっては大きなプレッシャーがかかる」と話した。一連のプレーに横浜・村田監督は「練習はしてました。それが甲子園の舞台でできたので練習のたまもの」と話している。安倍さんは「昨日の場合のシフトはレフトがいなくなる。バッテリーにとってはインコースを選択肢から消さなきゃいけない。ストライクゾーンの外半分で勝負しなきゃいけないということもあり相当高い技術が要求される戦法」等と解説。9回のピンチを凌いで両チーム得点なくタイブレークへ。タイブレークとは延長10回から採用され、決着するまで行うものになる。ノーアウト1・2塁からスタート。1塁走者:前の回の最終打者、2塁走者:その前の打者。打者は前の回から継続。これは選手の負担軽減のため導入された。2017年、春の選抜大会で、延長15回引き分け、再試合が2試合続いた。甲子園では、2018年の選抜大会から導入。先に横浜が3点取ったが、そこから追いついて競り勝つという展開になった。