NHKニュース7 (ニュース)
きょう自民両院議員懇談会。懇談会冒頭、石破首相は参院選結果について謝罪の言葉を述べたうえで「関税交渉、合意の着実な実行に全力を尽くし万全を期したい」などと続投に理解を求めた。一方森山幹事長は、選挙の総括が終わり次第自身の責任のあり方を明らかにする考え示した。出席した議員からは「総理の責任論の話が占めていた」「続投してほしいという人も5,6人はいた」などの声が聞かれた。両院議員懇談会は議員から意見を聴く場で、党の意思決定機関ではない。一方、党大会に次ぐ正式な意思決定機関になっているのが両院議員総会。旧茂木派などの中堅・若手議員らはこの総会を開くべきという署名集めを進めていて、既に開催要求に必要な3分の1の国会議員の署名が集まったとしている。この両院議員総会開催要求署名活動は、2009年麻生政権末期にも行われ、当時農相だった石破首相も署名に参加していた。しかし執行部は総会ではなく懇談会を開催することを決めた。その後衆院は解散し、民主党政権が誕生し、自民党は野党に転落した。