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鉾田市にある大竹海岸鉾田海水浴場は「茨城のゴールドコースト」という愛称で親しまれていて、去年県内の公設海水浴場では5番目に多いおよそ2万5000人が訪れている。しかし市によると、ことしは波による砂浜の浸食が激しく岩が突き出たり、場所によっては深さ1メートルほどの穴が開いたりしていて来場者の安全確保が難しくなっているという。このため鉾田市はこの海水浴場のことしの開設を中止することを決めた。茨城県によるとこの海水浴場がある鹿島灘では沿岸の開発や河川の護岸工事の影響で砂浜に砂が運ばれなくなり波による浸食が続いていて、県は新たに砂を投入したり人工の岬のような形をした構造物を整備して砂の流出を防いだりする対策を行っている。
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