破談招いた?「2つのコトバ」

2025年3月3日放送 17:50 - 17:58 テレビ朝日
スーパーJチャンネル (ニュース)

NATOとEUが集まり首脳級会合が開かれた。イギリスのスターマー首相は3000億円以上の資金を拠出しウクライナに5000発以上の防空ミサイルを供給することを宣言した。イギリス、フランスが中心となって停戦案を作成しアメリカに示す方針だ。これはホワイトハウスで行われたアメリカとウクライナの停戦交渉がうまくいかなかったことが背景にある。アメリカ各地でも講義活動が起きており、トランプ大統領の講義以外にもバンス副大統領にも講義の矛先が向いている。
対談はなぜ破断になったのか。これには2つの言葉がキーになっている。外報部デスクの中丸さんによると、1つはバンス副大統領がロシアと外交で話をつけにいこうといったことに対して、ゼレンスキー大統領が過去に停戦を破ったのはプーチンだと話したことでヒートアップした。これはウクライナとアメリカのスタンスの違いによって起きている。アメリカは違う立場の人が介入することに交渉をすすめているが、ゼレンスキー大統領はロシアからの一方的な攻撃を受けたことからアメリカによる安全保障が必要だということを訴えたかったのではと分析。2つ目の言葉はトランプ大統領はゼレンスキー大統領はカードを持っていないと話した。一貫してアメリカが目指しているのは、ウクライナの防衛をヨーロッパに託して、自身は中国などにふりむいていきたいという狙いがある。そのためトランプ大統領は強気な姿勢でいる。


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