カンブリア宮殿 カンブリア宮殿 驚きのパーティション会社 コマニー
コマニーの社員たちは経営理念の書かれた手帳を持っている。「宇宙の意志」と調和する心という項目もあったが、そうした理念にこだわっている理由にはある出来事がきっかけ。従業員が大量にやめていくという危機がかつてあり、給料アップで他社に社員たちが引き抜かれていってしまったという。どん底におちた創業者の塚本信吉は絶望の中である結論に至った。お金ではなく心と行き着いた創業者はそれ以来、社員の幸せを追求してきた。経営理念は受け継がれ、塚本兄弟がさらに磨き上げた。社員たちも気づいたことを手帳に書き込んでいった。土曜日の朝には古い民家を覗き込むとコマニーの写真がソフトボール部の練習をしていた。空き家を改装した室内練習場で、コマニーにはこうした部活動がたくさんあり、参加も自由。本社の一室では音楽部が演奏を行っていたが、塚本も参加していた。理念を掲げたことで会社は大きく成長した。塚本は、社是について高度成長でどれだけ作って売るかという時代に、創業者が余暇を楽しむなどとこれを言えていたのは秀逸だと述べ、創業直後の経営危機があったからこそ人を大事にしようと思えたからこそ、今に続いていると答えた。また理念が必要な理由については、ただ経済活動するだけで社員がその駒になることを防ぎ、会社の目的は社員、地域やお客など、企業は幸せ者をたくさんいかに作れるかだと答えた。
