カンブリア宮殿 カンブリア宮殿 生活を変える「ハルメク」とは?躍進の裏側
ハルメクは一度経営破綻をしている。その立て直しを任されたのが宮澤。数々の社内改革を行ったものの雑誌「いきいき」の部数は低迷。その状況を打破するために社員を会議室に集めた。雑誌と会社名を変更するという宮澤の言葉に社員たちは猛反発。しかし宮澤は前に進むためと押し通した。2016年に雑誌をハルメクに変更し前向きな印象になるように春の到来を意味するという。そしてその翌年には新たな編集長をヘッドハンティング。他者で数多くの雑誌の編集長をしていた山岡は、当時のハルメクの弱点を見抜いたが読者でも気付かないニーズの深堀りができていないと感じたという。編集部の保管されていたのは大量のアンケートはがき。当時はなんとなく目を通すだけで済ませていたが、山岡はこれを徹底的に分析し、読者の潜在的なニーズを掘り起こして記事に反映させていった。読者が本当に読みたい雑誌づくりを進めた結果ハルメクの販売部数は5年で3倍に。日本一の雑誌と生まれ変わった。
- キーワード
- いきいきハルメクハルメクホールディングス