大下容子ワイド!スクランブル ピックアップNEWS
空港での別れのハグには良い効果があるそう。オランダ神経科学研究所が行った研究によるとハグをすると「幸せホルモン」と呼ばれる神経伝達物質「オキシトシン」が分泌されるという。また「ストレスホルモン」と呼ばれる「コルチゾール」の分泌が低減されストレスを和らげる効果が認められたとCNNは報じている。そのためイギリスの新聞「ガーディアン」によると空港でのハグは別れや飛行機に乗ることに対する不安などを低減させる効果が期待できるという。ただハグによるコルチゾールの低減は多くの女性に確認されたのに対し、男性ではほとんど確認されなかったという。理由については女性に比べて男性はハグがあまり一般的ではないという社会的要因や、触覚の男女差という生物学的要因があげられているが詳しいことはまだ分かっていないようだ。またハグの時間も重要なポイントだそう。「サイコロジー・トゥデイ」によるとオキシトシンの分泌には少なくとも5秒間のハグが必要で、理想は20秒間だという。ただあまりにも長過ぎる場合は逆にストレスを感じるケースもあるという。ハグの時間を制限したダニーデン国際空港のデ・ボノCEOはこうした研究結果を引き合いに出し「3分間で十分である」と話したという。一方でダニーデン国際空港では駐車場が15分間無料で利用できるのでもっと深く別れを惜しむ場合は駐車場を利用してくださいと呼びかけている、などと伝えた。