最深日本研究 (最深日本研究)
バラクが5年ぶりに訪れたのはラーメン激戦区として知られる東京・高田馬場。バラクから見ると同じラーメンを出す店が接するように立地するのは極めて日本的だという。バラクが初めてラーメンと出会ったのは初来日した1992年。今では食べられるようになった刺し身だが、当時は日本食に馴染めなかったという。歴史学者として新たな視点を求めていた時に出会ったのがラーメン。古代東アジアの食生活から今に至るまでの歴史を8年かけて、289ページの本にまとめた。特別講義「ジャパニーズ・ラーメンの歴史」を1.5倍速で紹介。2015年の日本でもっとも満足した食事調査ではラーメンは3位だったが、2023年には寿司を抑え2位となった。