THE TIME’ (ニュース)
神奈川・箱根町の去年の観光客数は2000万人と人口の約2000倍だった。観光施設の維持やインフラ整備などの費用が財政を圧迫しており、財源確保のため箱根町・勝俣浩行町長は「新たな財源を宿泊税とし、令和10年4月をめどに導入を目指す」と明らかにした。箱根町ではすでに温泉利用客を対象に入湯税を課しており、その使い道は「観光に関わる費用」に限定されている。一方、宿泊税は観光以外にも使い道を自由に選択できる普通税での導入を視野に検討する。地元の旅館「弥栄館」・金子健二は「観光客に使われるようなお金になればいい」と話す。