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アメリカとフィリピンの合同軍事演習バリカタンが始まった。19日間にわたる演習には、両国に加えオーストラリア・カナダ・フランス・日本など計7カ国から1万7000人余が参加。演習には、日本の自衛隊が初めて本格的に参加。また実弾演習が台湾海峡に面したフィリピン北部や、フィリピンと中国の部隊がこれまで繰り返し衝突してきた南シナ海に面するサンバレス州で行われる。一方中国は、地域の信頼を損ない分断を深めかねない行動に対し警告している。またフィリピンの首都マニラでは、演習に反対する抗議集会が行われ、外国軍にフィリピンを兵器の実験場のように使わせるとして政府を批判。日本が初めて合同演習に参加する意味合いは、アメリカの対外政策の重点はアジア以外に置かれていた中で、今回の演習が行われることはアジア太平洋の同盟国に対しアメリカは依然としてこの地域に関与し続けているという安心感を与えることができる。また中国へのメッセージでもあるという。今年の演習は、規模・内容とも過去最大級。アメリカ側は演習について、フィリピンとの揺るぎない同盟関係を示し、自由で開かれたインド太平洋への関与を具体的に示す機会であるとの立場。アメリカは演習について、同盟関係国の即応能力や地域の安定、共通の目標を改めて確認する意味合いがあるとしている。
