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中国を訪問しているアメリカの与党共和党のデインズ上院議員と中国の何立峰副首相がきのう会談し互いに自国の立場を主張する一方、対話の継続に意欲を示した。中国国営の新華社通信によると何副首相は中国は経済や貿易の問題を政治化することなどに断固として反対するとして関税政策などを念頭にトランプ政権をけん制した。そのうえで、互いに尊重し平等で互恵的な原則に基づきアメリカと率直な対話を行いたいと述べたという。一方、北京にあるアメリカ大使館によるとデインズ上院議員はトランプ大統領の意向として薬物流入の問題への対応を求めるとともに近い将来、さらにハイレベルの対話を実施することに期待を示したという。米中の間で貿易摩擦が激しくなる中、今回の会談では双方が互いに自国の立場を主張し歩み寄りを求める一方、対話の継続に意欲を示した形。